古代から大型銀貨は存在し、アテナイ(アテネ)、シュラクサイ(シラクサ)、カルタゴなどのデカドラクマ銀貨は、
実に42グラム超の量目を有していた。またエジプトにはドデカドラクマ銀貨も見られた。
貨幣製造技術の衰退した中世の暗黒時代が終わると、ルネッサンス期に入り再び大型銀化の時代を迎える。
技術向上は貴金属の精錬技術の分野にも及び、新しい銀鉱の発見は神聖ローマ帝国の版図でも続き、
ついにティロルで1486年のこと<世界最初の完全年号入り大型銀貨>の登場となった。
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