イタリア 100リレ金貨 1912年〜農業の女神が描かれた美しいコイン

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Vittorio Emanuele III gold 100 Lire 1912-R MS623 Vittorio Emanuele III gold 100 Lire 1912-R MS624

    表:ヴィットリオ エマヌエレ3世の肖像   裏:稲と鍬を持つ農業の女神の立像

 
量目: 32.2581 g
直径: 35 mm
材質:金 900/1000
発行枚数:4,946枚
発行地:ローマ
カタログ:KM#50
刻印師: Egidio Boninsegna

 


豊穣の女神のデザインが美しく、大型で見栄えのする金貨である。

1910年、1912年、1926年、1927年に発行されているものの、1910年に発行された2013枚は、

ほとんどが溶解されてしまったために現存数は僅少。
1926年は40枚、1927年は30枚の発行であり市場に出てくることはほぼなく

(先日の海外オークションでは1927年発行のものが日本円で2000万円以上の値をつけて落札された)

通常、市場で見られるのは1912年に発行されたものである。
1912年も4946枚という少ない発行枚数により、希少性が高い。

 


ヴィットリオ・エマヌエレ3世は、ウンベルト1世父親が殺害されから46年にわたり、
イタリアを統治してきた。
アルバニア・エチオピアを併合し、アルバニア皇帝、エチオピア国王として君臨。
そのため、アルバニア、ソマリアにおいても彼の発行したコインを見ることができる。
また、王自身もコインの収集家であり、研究者でもあったことから彼の著書はイタリアコイン研究の最大の文献とされている。
1912年も4946枚という少ない発行枚数により、希少性が高い。

ヴィットリオ・エマヌエレ3世が発行した金貨は艶消しのマットタイプであり渋い。さすが貨幣研究家であるだけにセンスの良さが光る。

彼によって大型金貨、銀貨を代表する美しいコインが生み出された。

2017.5.12|コインについて ピックアップ記事 ヨーロッパ 人気記事一覧 近代(ナポレオン以降)

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