沈没船からコインが引上げられたとき、金貨は海水に影響されることなく、輝きを失ったりしない、
しかしながら銀貨と青銅貨となると、表面が溶けてしまったり、一緒に沈んだ他のコインとくっついたり、といった変化が生じることが多い。
そうした例を見るまでもなく、青銅貨は、空気中に置いてもまた、油断すると化学変化などが起こりやすい。
夏場に汗をかいた手で触れると、指紋などがはっきり残ることもある。
だからコインに触れるときには、必ず手をしっかり洗うことが望ましい。
青銅貨は銅と亜鉛の合金だが、90%以上が銅だから、ここでは銅貨も同様に考えてもらってよい。
この比率が銅60と亜鉛40ぐらいになると、黄銅貨――真鍮貨と呼ばれる。
これらのなかで錆などに強いのは比較の問題だが黄銅貨と言えるだろう。
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