初心者あるいは中級者ぐらいの内は、途中で迷いが生じることが少なくない。
そうした場合は何しろ難しいマイナー貨をいったん視野から外し、大型金貨か、大型銀貨というはっきりした標的に絞るとよい。
その理由は簡単だ。大型金貨なら地金価値が一定の割合で確保できているし、大型銀貨ならもっともポピュラーだからである。
インフレヘッジを目的としている以上、やはりいつか換金という時期を迎える。
そうした際に人気のない分野のコインばかり持っていたら、値上がりの確率も少ない上に、オークションに出品しても希望する値がつかない。
私がそうした人たちに助言するときには、メキシコの1921年から50ペソ金貨、それにペルーの1950年から100ペソ金貨などを、
一例として薦めることにしている。前者で1,2オンス、後者で1,35オンス以上の純金を含有している。
メキシコ 独立100周年記念金貨1921年
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