大きな資金を投じられないという人には、小型金貨以外にも方法がある。金貨のように金地金でかなりの値段になることがなく、
純然たる稀少価値の勝負だからだ。
この場合、多少珍しくともグレードが低いと、殆ど値上がりなど期待できない。
何故なら流通市場で長いこと使用され、摩耗してしまった銅貨などマイナー貨は、それこそゴマンと
存在するためである。
多少グレードが落ちても値が付くとなると、1941年から42年にかけての日本軍の侵攻により、流通市場へ出る前にそっくり押収された、
香港、マラヤ、サラワクなどのものが挙げられる。
古代ギリシアやローマの青銅貨も、グレードが良好なら、将来性は大きい。
いつ風が吹くか判らないので、長い目でコレクションを続けたいものだ。
B.C38年 ユリウス・カエサル
ユリウス・カエサルの死を追悼した記念貨
カエサル/オクタウィアヌス(アウグストゥス)
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