2度の結婚により領地を劇的に拡大したという賢明な人物が、このマクシミリアン1世である。
もう1人は30年戦争の英雄――アルブレヒト・フォン=ヴァレンシュタインだ。
1493年に神聖ローマ帝国の皇帝となったマクシミリアン1世は、グルディナ―銀貨など素晴らしい貨幣発行を進め、どれもが極めて珍しい名品揃いと言える。
金貨はそれこそ稀にしか目にできない代物だが、銀貨もまた逸品揃いで知られ、そのグルディナ―銀貨は実に素晴らしいものがある。
マクシミリアン1世は、帝国中興の祖として知られ、最も人気のある神聖ローマ皇帝と言ってよいだろう。
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