フランス王のルイ13世(在位1610-43)は、孫のルイ14世が太陽王として派手に君臨したことで
その陰に隠れて地味な存在となっている。
しかしながら彼の肖像を描いたコインは、60ソル銀貨をはじめ魅力にあふれたものが多い。
この60ソルという額面は、ルイ14世の時代に入って、エキュという大型銀貨の額面となる。
だから1641年から43年にかけての、最晩年の大型銀貨については、事実上のエキュ銀貨と考えてよい。
フランスにおける最初の流通市場で使用された大型銀貨だった。
【*ここから先は会員様限定公開になります。
会員登録がまだお済でない方は「こちら」よりご登録をお願いします。
ホーム画面右側の「ログイン」からも新規会員登録が出来ます。】
コメントはありません。
トラックバックURL