ヘンリ−5世

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ヘンリー5世 グロート銀貨 (在位1413―22)

ヘンリー5世 グロート銀貨 (在位1413―22)
ヘンリー5世(在位1413-22)は、ヘンリー4世の子であり、ランカスター家の出であった。
彼は26歳で王位を継承すると、エドワード3世が主張していた、フランスの王位継承権を改めて言い出す。
そして実力で領土を恢復すべく、フランスへ出兵を開始した。
1415年にイギリス軍は有利な戦いを進め、ついにアザンクール会戦で勝利を収めた。
これは決定的なものとなり、ノルマンディー地方を制圧、ついに20年のトロワの和平となった。
このときヘンリー5世はフランスのシャルル6世の継承者となり、その王女カトリーヌとの結婚が決められた。
シェークスピアは、ヘンリー5世のフランスの領土への執念を、その戯曲に鮮やかに描き出している。
ノルマンディー地方を奪回しただけでなく、ついには王位継承権までを得たのだから、この国王の功績大と言えるだろう。
ヘンリー5世の貨幣発行は、ペニー、ハーフグロート、そしてグロート銀貨がある。
これらは他の国王のものと同じように、正面像を描いたタイプで共通している。
父王のコインと較べると、時代背景が安定していたことも手伝い、円滑に貨幣発行が実施されていた。
このため比較的入手が容易で、またマーケットで見る機会も多い。
グロート銀貨の量目は大体3.7グラム前後を維持しており、ハーフグロート銀貨もその2分の1を保った。
つまり政情不安だったヘンリー4世治世下の貨幣発行に較べ量目が増えているのが判る。

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2016.9.28|シェークスピア作品の主人公とコイン

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