オリヴァ―・クロムウェルのコイン

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cromwel British broad coin

 

イギリス・コモンウェルス ブロード金貨 クロムウェル 
 
 

 ――極美品で2万ポンドを超えてきている

 

クロムウェル(1599―1658)は、国王チャールズ1世が議会と対立した時、議会軍に加わり鉄騎兵を率いて戦った。

国王の不誠意に怒った彼は、処刑した上に議会も解散、護国卿としてイギリスを指導する。
軍隊により独裁政治を始めると、1649年から共和国の楯を描く金貨と銀貨が発行された。

更には56年から金貨と銀貨にクロムウェルの肖像を描くタイプが登場した。これらはメダル刻印師として知られたトーマス・シモンが担当、

それまでのイギリスのコインとは全く違う、洗練された出来栄えとなった。
クロムウェルの肖像は、極めて写実的であり、今日に残る肖像画などと較べても、正確に刻印されているのが判る。

彼の肖像は、ブロード金貨、クラウン以下はハーフクラウンから6ペンスまでの銀貨があった。

最近のオークションでは、ブロード金貨が2400ポンドという落札価格を記録しており、推定価格の2倍まで進んだことを意味している。
クラウン銀貨もグレードが良好だと、順調に上昇を見ており、ハーフクラウン銀貨も驚くほど高値を呼んできた。

全体が引上げられた、と考えてよい。 肖像タイプだけでなく楯タイプもまた、金貨からマイナー銀貨まで、すべてが強い値をつけているのが目立つ。

クラウン銀貨についても、楯タイプの方が高値を付ける、というケースも少なくない。

日本のメイル・ビッドでもそれが生じたのだ。
イギリスでは退役軍人基金が、数年前から投資先の1つとしてコインに焦点を合わせてきた。

この組織はイギリス・コインの値上がりと、市場価格の維持に役立っており、暴落などまず考えられないのである。

2013.8.9|ヨーロッパ 中世/近世

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