偽造紙幣ラッシュの中国大陸

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check

 

ニュース5 偽造紙幣 100元紙幣 毛沢肖像(表)(HD 90269828) 縦=77㎜ 横=155㎜

                        偽造紙幣 100元紙幣 毛沢肖像(表)(HD-90269828) 縦77㎜ 横155㎜

 

=ニュース5 本物 100元紙幣 毛沢東肖像(表) (TD 50304968) 縦=77㎜ 横156㎜

                   本物 100元紙幣 毛沢東肖像(表) (TD 50304968) 縦=77㎜ 横156㎜

中国で偽造紙幣が多いことは、昨日や今日言われ始めたわけではない。コインか紙幣かを問わず、多くの中国人が通貨偽造に情熱を燃やしたのだ。

とりわけ凄まじいのが現在の中国大陸における、大量の偽造紙幣の存在だろう。一般的に贋造にはコストを要するため、高額面紙幣が狙われるのが常識である。しかしながら中国の場合は、5元(約75円)とか10元という低額面紙幣まで、偽造紙幣を見かける。

誰が犯人かと言えば、「偽造犯人」という古くからのイメージで返答すると、必ずしも正解ではない。もちろん民間の偽造犯人もいるのだが、鴨緑江で国境を接する北朝鮮も、官民問わず中国の紙幣を偽造してきた。

これらより大規模に、しかもより良質な紙幣を製造しているのは、呆れたことに中国軍――人民解放軍なのだ。軍は経済官僚よりも上位に位置しているから、彼らは強権で紙幣の原版を提供させ(奪い)、それを用いて軍内の印刷所で量産に入る。もちろん流通しているのと全く同じなので、誰一人として見分けがつかない。ただし横幅が1ミリだけ短くしてあるが、これは本物との違いを意識的に設けたのだ、と伝えられる。また別の説では、これこそが北朝鮮製だと言われる。

だが最大の偽造犯人はそれ以外にいる。これは北京に本拠を置く組織――中国政府である。経済上の問題や困難が生じると、際限なく紙幣を刷って危機を切抜けてきた。そんな政府にバックアップされている国営企業は、海外の企業を買収する資金を必要とすると、また要請して「元」紙幣を刷らせ、国家承認の偽造紙幣で合法的に手中に収めるのだ。

2013.8.21|アジア

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

*

トラックバックURL