2013年6月25日に、ニューヨークの金価格が1275ドルという下落を生じた。一時的には1600ドルから1700ドルに達していたことから考えると、金地銀タイプのコインに先行不安を感じる人も少なくないと思う。
けれど金は生産量が限られているし、そのコストもまた既に1500ドルの線にある、と考えられる。それにもかかわらずなぜ、1300ドルの線まで切ったのだろうか?
これは金市場の最大の買い手――中国とインドの買い気配が鈍ったため、と見倣してよい。とりわけ中国は金融市場の崩壊まで噂されており、習近平のラスト・エンペラー説も根強く囁かれてきた。このあたりが金価格の最大の不安材料だろう。
結論から言えば金の価値は「永久に不滅だ」と断言してよい。インフレヘッジとして持つなら、これ以上の資産は他に全く見当たらないのだ。
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