ペルー100ソル金貨

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check

100ソル金貨

ペルーの100ソル金貨は1950年から70年まで21年間にわたり1年も途切れることがなく
発行されました。
表面に女神の坐像、裏面に国の紋章と、デザインが美しく、コイン自体も分厚く重量感を有しています。

アメリカの20ドル金貨よりも遙かに多い純金量を有しており、堂々たる外見のコインと言えます。
直径37ミリ、量目46.8071グラムです。

ペルーの100ソル金貨は
全シリーズ21種のうち、発行数が1200枚以下の年号が、半数近い10種を数えます。
つまり珍品稀品の宝庫となっているのです!

ペルーの100ソル金貨は、1958年銘が101枚、52年銘が126枚と極めて少ないのです。
1950年銘の初年号も1,176枚と少なく、グレードの高いものは希少価値が高いです。
最も多い年号でも64年の11000枚、65年が23000枚ですから、いかに発行枚数が僅少だったかがわかります。

それでは1950年からのシリーズ開始の理由は何だったのでしょうか?
少し調べてみる必要があります。
すなわち同時期のペルー紙幣を当たると、表に100ソル金貨の表面、裏に金貨の裏面をそれぞれ描いているのです。

インフレーションに悩むペルーは、〈金ソル〉――SOLES DE OROを採用、
それにより、通貨の信頼性向上を企てたのです。
そのため紙幣の印刷もロンドンのTDLA――トマス・デ・ラ・ルー社、
次いでニューヨークのABNC――アメリカン・バンク・ノート・カンパニーが引き受け、高い水準の紙幣を発行させました。
これらが金兌換の性格を有していたか定かでないのですが、これらの紙幣もまた興味深いと思います。

 

 

 

2014.5.23|南北アメリカ 資産としてのコイン 近代(ナポレオン以降)

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

*

トラックバックURL