アメリカ南北戦争 南軍の500ドル紙幣 1864年 ストンウォール・ジャクソン
アメリカでは南北戦争が勃発すると、北部はこれまでどおり連邦の紙幣や貨幣を発行した。けれど南部同盟の11州では全く新しく、CONFEDERATE STATES OF AMERICA として紙幣を発行、流通させたのである。こうした南部同盟の紙幣の多くは、敗戦によって殆ど紙屑同然となってしまった。
しかしながら南軍で最も優れた将軍、通称「ストンウォール・ジャクソン」の紙幣は、味方の誤射という悲劇的な戦死も手伝い、人気を集め続けたのだ。紙幣も印刷も決して良好とは言えない紙幣だが、それでも額面以上の評価を保っている。
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