貨幣の基礎知識
古代ギリシア期のデカドラクマ銀貨は86グラムほどの量目を有していた。 ローマ期には AD369年のこと、量目104グラム強の24ミリアレシア(48シリクエ) 銀貨が登...
アンティークコインはその殆どが資産たりうる。 40年前に地銀価値しかなかった、仏領インドシナのピアストル銀貨も、いまでは未使用なら並年号でも300ドルしている。 やはり長い年月のあ...
安南(今日のヴェトナム中央部)王朝には、1800年代中期に多くのバラエティの金の延板が存在する。 一両(38グラム程)から100両という重量タイプまで、多くのサイズが存在した。 こ...
このタイトルが何故「コインのグレード」でないかと言うと、 狙うべきグレードはそのコインごとに条件が違うからである。 近年の顕著な傾向は、MS至上主義だといえる。 すなわち[ミントス...
ロシア ルーブル銀貨 1721年 ピョートル1世(大帝) Coin-Expert オンラインショップで販売中です→http://coinexpert.jp/products/det...
沈没船からコインが引上げられたとき、金貨は海水に影響されることなく、輝きを失ったりしない、 しかしながら銀貨と青銅貨となると、表面が溶けてしまったり、一緒に沈んだ他のコインとくっつ...
これは英語だと「リストラック」すなわち再製造と書きます。 つまり同時代に製造され流通したものではなく、後世になって同じ極印で以て文字通り再度製造したコインです。 造幣局などに保管さ...
大型金貨の定義を仮に、直径38ミリ以上、量目25グラム以上としてみよう。 一応、ドイツ帝国(1871-1918)の5マルク銀貨-これを標準としてみた。 そうすると大型銀貨とは、...
希少性が抜群に高ければ、換金性も高く、しかも高価で売れると思う人が多い。 ところが神聖ローマ皇帝の肖像を描く金貨で、現存数が極めて少ないという好条件でも、 日本で値がつかない危険性...